１月は『行く』、２月は『逃げる』といいますが、
早いものでもう３月です
３月は『去る』…きっとあっという間に去っていくでしょうね
丹後では２月の終わり頃から果樹の剪定作業が始まり、果樹園が賑やかになってきました
　　　　　　　
あちらこちらで作業が行われています。（桃畑）　　　　　　　　久美浜湾が見渡せる梨畑　

　　　　　　　　　　　　　　　　
枝振りを見極めながらの作業には、熟練の勘と腕が光ります　　　　　　こんな急斜面にも植えられて
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　います（梨）

切り取った枝はこんな所に再利用　
これから果実が熟してお店に出回るまでには、農家の方々の大変な努力とご苦労があるそうです。
花が咲くと人工授粉をさせ、小さな実がなると間引き、袋かけ、消毒……次々と作業があります。
味は天候にも左右され、又害虫にも泣かされます。
収穫間近の台風で、実が落ちてしまうこともあります。
実った果実には見栄えの悪い物もあり、全てが出荷できるわけではありません。
私達は店頭に並ぶきれいな果物を「おいしいおいしい」と食べるだけで、
どのようにして作られているのかはほとんど知りません。
少しでも農家の方のご苦労を知ることで、今までとは違う気持ちでいただけるのではないでしょうか
４月になると桜の開花と合わせるように、桃や梨の花が咲き始めます
これからも丹後の果樹作りの様子をお伝えしていきたいと思います。