鳶職
投稿日:2018.12.12
鳶職、彼らの身のこなしは実に見事である。そして無駄がない。
図面を見ながら建物の形を頭に入れて足場を組んで行く。
庇があるところはパイプが当たらないようにかわして組む。
必要な材料を必要なだけ車から降ろして組むので、余計な動きがない。
必要な道具は全て身に付けているので、取りに行く必要がない。
建前の時に、足場が邪魔になったことはない。
彼らのしごとを見ていて飽きることがない。
作業が完了すると「終わりましたので失礼します」挨拶をして帰っていった。
実に清々しい職人であった。