どんど焼き
投稿日:2025.01.23
「どんど焼き」 とは、1月15日頃に行われる日本の伝統行事です。家に飾ってあった松飾りや
しめ縄を竹や藁で作ったやぐらと共に無病息災や五穀豊穣を願って燃やします。私の地区で今年
もお宮さんの広場にやぐらを組んでどんど焼きを今年も行いました。
火をつけると勢いよく燃え上がり、青竹が熱ではじってパンパンと大きな音をたてます。
鏡餅を火であぶり、それを雑煮にして頂きます。書初めを持ってきて、長い竹竿の先に結んで燃える
やぐらの上にかざすと上昇気流で高く昇っていきます。高くあがるほど字が上手になると言われてい
ます。 現代の暮らしにはほとんど見かけなくなりましたが、以前は風呂やかまどが各家にありまし
た。どんど焼きの残り火をかまどに入れて焚くと火事にならないと言われていて、小枝の先の火が
消えないようにくるくるとまわしながら持ち帰った思い出があります。
近年は、地域の住民の繋がりが希薄になり地域の行事も簡素化されて来ています。しかし、地方
の住民が少なくなっても田舎だからこその住民どおしの繋がりを大切にしていきたいと思います。