二世帯・三世代のご家族から、新築や改築を承ることが多くあります。
その時、心がけるのは「家族が仲良く暮らせる住まい」です。
ポイントは、「家族が集まるＬＤＫの工夫」と「家族一人ひとりの暮らし方とプライベートを大切にする」こと。

ここでは、「家族が集まるＬＤＫの工夫」をご紹介します。

まず、対面式のキッチンと大きなダイニング・テーブルを置いたＤＫ。
ＤＫを少し広めに設計し、ご家族が集まってもゆとりのスペースになるように。

同じく広めのＬＤＫに大きなダイニング・テーブルを据えたケースです。
こちらは、「掘りごたつ式」になっています。掘りごたつ式をご希望されるお客様は、毎年一定数いらっしゃいます。
「掘りごたつの方がゆっくりする」といった声や、「親戚や友達が集まった時に便利！」といった声をよく聞きします。

お客様から、「夕食の後、家族みんながリビング・ダイニングでワイワイガヤガヤやっているので、毎日が楽しくなった！」という声を聞かせていただくことがあります。
ひとつの工夫は、リビング・ダイニングの広さと連続性。窮屈（きゅうくつ）感のない広さを確保した上で、ダイニングとリビングが続いているような空間にします。すると夕食の後、自然に家族がテレビの前に集まる流れになりやすいです。

最後は、個人的に大好きなスタイル。
「木に囲まれたＬＤＫ」に「薪ストーブ」。そこに、「小上がりの畳スペース」と「吹き抜けのリビング」のセットです。
とっても落ち着く空間であると同時に、適度な変化のあるＬＤＫ。薪ストーブでまったりも、こたつでゆっくりも可能です。