紫陽花
投稿日:2021.06.23
皆さまこんにちは。
先日、ご近所の方から
紫陽花をいただきました(^^)
6月も終わりに差し掛かりましたが
こうして季節のお花を楽しみながら
毎日を過ごしたいものです

個人的にクリアの花瓶は
お花全体が見えるので好きです♪
紫陽花は日本でも馴染み深く
よく知られていると思いますが
改めて紫陽花について
ご紹介したいと思います
《花言葉》
紫陽花の花言葉は
色によって違うのがポイントです!
色ごとにご紹介します。
■青い紫陽花
冷淡/無情/辛抱強い愛情
■白い紫陽花
寛容
■ピンクの紫陽花
元気な女性/強い愛情
紫陽花には
さまざまな色があること、
また、咲いた時から
ずっと同じ色なのではなく
根から吸う成分によって
咲いている間にも色が変わることから
『移り気』『浮気』『変節』
という花言葉があります。
一方で
『和気あいあい』『家族』『団欒』など、
ポジティブな花言葉もあります。
これは、小さな花が集まって
咲いているようにみえることが
由来と言われています。
紫陽花は、
家族いつまでも仲良くいたい、
という気持ちを込めて贈るのにも
ぴったりなお花です。
《なぜ「紫陽花」と書くの?》
日本原産のアジサイが
初めて書物に登場したのは、
奈良時代のことでした。
日本最古の和歌集である
『万葉集』に登場しています。
万葉集には様々な植物が記されていますが、
アジサイが詠まれている和歌は
わずか2首だけだそうです。
●言(こと)問はぬ
木すら味狭藍(あじさい)
諸弟(もろと)らが
練(ねり)の村戸(むらと)に
あざむかえけり
●安治佐為(あじさい)の
八重咲く如く
やつ代にを
いませわが背子(せこ)
見つつ思はむ(しのはむ)
上の2首が、
万葉集に記されていた和歌です。
これらの和歌を読んでみるとわかるように、
万葉集が作られた時代には
『紫陽花』という表記は
使われていませんでした。
私たちに馴染みのある『紫陽花』
という表記になったのは、
平安時代のことです。
学者であり歌人の源順
(みなもとのしたごう)は、
中国の白楽天の詩を読んだ際
その詩に記されている『紫陽花』と、
日本でよく知られるアジサイが
同じものだと考えました。
(実際は別種の植物だったようですが…)
このことをきっかけに、
アジサイに『紫陽花』という漢字が
あてられるようになったのです。

個人的に
なぜ「紫陽花」と書くのか
気になっていたので
今回調べて勉強になりました
紫陽花は本当に多くの種類があるので
お気に入りの種類を
探してみるのもいいかもしれませんし
変わっていく紫陽花の色を
観察するのもいいかもしれません♪
暑さが本格的になる前の今の時期を
大切に過ごしたいと思います