こうのとり

投稿日:2010.06.19

豊岡市赤石巣塔のこうのとりのヒナが巣立ちをしました
100612kounotori8.jpg ←巣立ち2日前
14日午後2時半 飛び立ったそうです。
しかしその後別のこうのとりに追われ、一時行方不明になり関係者を心配させたヒナ
2日後の16日午後、親鳥と一緒にいるところを無事発見されました
こうのとりウォッチャー
まだしばらくは自力ではなかなかエサを獲れないので、
完全に巣立ちするまでどうか無事でいてほしいと願っています
さて、この日は他の巣も見に行ってきました


100619kounotori5.jpg   100619kounotori1.jpg 右側の小さい方がヒナです
ここは豊岡市日撫 豊岡自動車教習所の門扉前の電柱
巣を作り始めた頃は送電されていたそうですが、ただちに送電ストップ
地域をあげてこうのとりの子育てを見守る事になりました
4個の卵を産み、内4月20日と30日に各1羽ずつの孵化が確認されましたが、
残念なことに1羽は死んでしまいました
1羽は元気に育ちこちらももうすぐ巣立ちのようです
100619kounotori2.jpg  100619kounotori3.jpg  100619kounotori4.jpg
         なぜかいつも同じポーズの仲良し親子です
そしてこちらは、豊岡市野上にあります「こうのとり保護増殖センター」前の人工巣塔
100619kounotori6.jpg 卵をあたためているようです
100619kounotori7.jpg   100619kounotori8.jpg
周りを湿地に囲まれた良い環境に巣塔があります
しかしこのペアのヒナは1羽が孵化したものの、2日後に死亡が確認されています
その後も親鳥は抱卵を続けていますが、孵化は確認されていません…
もしかすると、すべてダメかもしれないそうです
それでも懸命にあたため続けている親鳥がけなげで痛ましいですね…
巣立つヒナに比べると、ダメになってしまう卵やヒナの方が断然多いのが
自然界の厳しさを物語っています。
それゆえに、巣立ったヒナ達が元気で成長し続け、いつかペアをみつけ
新しい命を産み育ててくれることを心から願っています

ブログ検索

アーカイブ