分散ギャラリー「養蚕農家」
投稿日:2011.02.05
ここは養父市大屋町大杉地区
この地区は、昔は養蚕(かいこ)が盛んでした。そのため古い養蚕農家が多く残っていて、
平成13年に兵庫県景観条例歴史的景観形成地区に指定されています。
そして平成20年、空き家になった養蚕農家を改装し、ギャラリーとしてオープンされたのが
分散ギャラリー「養蚕農家」です。
三階建ての養蚕農家の形をそのままに、木組みの美しさと懐かしさを残した造りになっていて
とても落ち着きます
今月いっぱい「岩田健三郎版画展」が開催されています
このギャラリーのすぐそばには、同じく養蚕農家だった古民家を利用した
ふるさと交流の家「いろり」があり、食材などを持ち込めば自炊ができ、
宿泊もできるようになっています。
又、同じ地区内には、築約120年の診療所だった古民家を再生した
養父市文化交流施設「木彫展示館」があり、こちらでも作品の展示会や
木彫教室などが開かれています。
大屋町は、木彫や書物、絵画などの作家さんがたくさんおられる町です
大屋町の作家さんの作品展示会をはじめ、様々な方面の作家さんの作品展示会も
行われる芸術の町です。
山と田畑、そして昔ながらの民家が多く残る大屋町。
そんなほのぼのとした町だからこそ、作家さんが集まって来られるのかもしれませんね