銀山の町生野

投稿日:2011.06.21

天気予報にはマークが並んでいますが、ここ但馬丹後では
なかなかまとまった雨にはなりません
今日も蒸し暑い天気となりました
さて、先日『生野銀山』で知られる、朝来市生野町に行ってきました
生野銀山が開坑したのは1200年以上も前のこと。
明治の頃にフランスから鉱山技師を招き、国をあげての大規模な鉱山開発が始まり、
全国から鉱山労働者が集まりました。
「佐渡の金、生野の銀」といわれた、全国的にも有名な鉱山でした。
(生野町観光資料より抜粋)
生野町では、当時(明治時代から昭和初期)建てられた古い旧家や
鉱山職員宿舎を修復し、新たな観光スポットとして昨年9月にオープンされました。
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旧吉川邸…郷宿「井筒屋」として建てられたもので
遠方から来る村役人用の宿でした。 


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中には工房もあり、手作りのお土産品もあります

蔵には、吉川邸に残されていた生活用品やおもちゃなどが展示されています。
110620 ikuno8←吉川邸隠居住宅
井筒屋の向かい側には、吉川邸の隠居住宅と地役人浅田家旧邸が
「銀山町ミュージアムセンター」として復活

明治9年と明治後期に建てられた、鉱山職員宿舎の内4棟が復活
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明治9年(建築当初)、明治後期、大正期、昭和初期から30年頃 と
様々な時代の趣に復元されました。
110620 ikuno11←明治9年の状態に復元
110620 ikuno19←屋根瓦も当時の物をもう一度使ってあります
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110620 ikuno18←昭和初期に復元
こんな物もありました
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金庫とドラム缶ではありません
冷蔵庫と洗濯機です
冷蔵庫は、上に氷を入れて下の物を冷やしていたのでしょう
洗濯機の使用方法は分かりません 電気コードが付いているので
電動なのでしょうが、「洗い」専用でしょうか
見所はもっともっとたくさんあります
名物はハヤシライス、狭い一角に立ち並ぶ宗派の違う26件のお寺
当時鉱石を運んだトロッコ道、鉱山跡などなど…
タイムスリップしたような雰囲気が味わえるのと、
レトロ物が好きな方には堪らない町ですよ

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