こんにちは。今日は爽やかな晴天です。
朝から神鍋の山のはるか上にある、弊社が所有する山にて、お客様の庭木に使う樹木の『根まわし』作業に同行しました。
私たちが到着するとすでに庭師さんが作業をすすめられていました。
ヘルメットに手袋、長靴を履き、首にはタオルを巻き、道なき山道を下り、木々を見渡します。
　　 　　　
クロモジ、ヤマボウシ、朴の木、柘植、カエデなどたくさん生えていました。
　   　　　   　　
山の樹木はいきなり掘って庭などに植えても、水を吸い上げるための細い根が切られているので植樹後に枯れてしまうそうです。
そこで行うのがこの『根回し』作業。
土ごと円形に掘り下げ、太い根の皮を少し剥いだら、土で覆って埋め戻します。自然の力で新たに細い根を出させ、根回し作業後（約3か月）に樹木を掘り起こす作業を行うそうです。
今回、埋め戻す土は腐葉土の力でふかふかでした。
「まっすぐした木より、いろんな形が良い」「ここでは小さい木だと思っていても、いざ庭に植えると大きくてびっくりします」と庭師さん。
時々、木を間引くことで、太陽の光が地面まで届き、そしてまた小さな木が生長する。
森を守ることは手入れすることなんですね。次の作業にも同行したいと思います。

さて、この庭師さんの解説がある、「庭こそ暮らしの原点」造園（外構）3現場見学ツアーを、5/28（土）に開催します。
電話（0796-26-6644）、ファックス（0796-26-6645）、ホームページお問い合わせからお申し込みできます。申し込み期限は5/21（土）まで。
ぜひ参加ください。予約お待ち申し上げます。