安心素材を使用しています
国産無垢材
国産木材へのこだわり
日本は国土の68%を森林が占め、そのうちの40%が人工林という先進国の中では有数の森林王国です。戦後に植林された人工林は伐り時を迎えています。
こんなにたくさん木があるにも関わらず、外国産木材などが安く手に入るなどの理由から、伐らなくても良い外国の木を伐採し、そこの自然環境を変えてまで輸入されてきます。その弊害により日本の林業は衰退し、森林は十分な手入れがなされず荒廃が目立つようになってきました。
日本の森で育った木材は日本の気候風土に適しているのに、なぜそれを使わないのか。
荒廃した山
手入れの行き届いている山
森を維持するためのサイクル
また国産材を使うことで外国産木材を輸送する過程で発生するCO2を抑えられ、地球の環境を守ることにもつながります。
無垢材を使うわけ
木造住宅に用いる構造材は『無垢材』と『集成材』に分かれます。『無垢材』は森から伐り出して乾燥させた木そのもので、『集成材』は小さい木材を接着剤で再構成したものです。
弊社がなぜ無垢材にこだわるのか…。それは何よりも木そのものが持つ特性を毎日の暮らしの中で感じることができるからです。
森林浴をすると何となく心が落ち着きませんか?なぜなら木にはフィトンチッドという心をリラックスさせてくれる成分があるからだと言われています。また、無垢材は接着剤を使わないのでホルムアルデヒドを全く含まず、シックハウス症候群になる心配がありません。さらに弊社が使う国産ヒノキなどの成分には空気中のホルムアルデヒドを吸い取る働きがあるということもわかっています。調湿作用もあり、断熱性に優れる無垢材に囲まれて暮らすということは、とても快適で健康的な暮らしができるのです。
漆喰壁
日本で長年建築材料として使われてきた漆喰。その歴史は平安時代初期の神社や寺院の建築からと言われています。
世界での歴史はさらに古く、ギリシャ・ローマ時代から建物の主材料として使われてきました。
消石灰、砂、のり、すさを水で練り合わせたもので以下のような特性があります。
漆喰の特性
吸放湿性
耐火性
抗菌性
強アルカリ性の素材。
菌やカビが繁殖できる環境ではないので、お風呂場など水まわりの壁や天井に最適です!
防汚性
漆喰壁の土蔵の外壁は長年雨ざらしですがキレイなままです。
吸着性
空気中の二酸化炭素をゆっくり吸収しながら硬化します。
その現象によりシックハウス症候群の原因といわれるホルムアルデヒドなどの有害物質を吸着します。
分解性
匂いがつきにくい。
例えば、冬に締めきった部屋でタバコを吸う大人が大勢で焼き肉パーティー…。二日も三日も匂いが取れない感じがしませんか?でも翌日には匂いが薄くなっています。その他、ペットを室内で飼育していたり、介護をされているご家庭、生活臭が気になる方におすすめです。
木材と同様、日本建築の文化を継承するためにも、弊社は自信をもって漆喰を使い続けます。
左官職人によるコテ塗り
塗装職人による漆喰吹き付け
天然素材でリサイクル可能な外壁下地、内壁材