施工事例

新築
お客様の声

オンリーワンマイスター

オンリーワンマイスター

マイホームを新築するという事は、一生のうちに何度もあるわけではありません。
一から建築となると、しっかり考えて建てたいです。
毎日仕事を終えて帰っても、家で人と同じ事をしているわけではありません。
食事したり、読書をしていても、居場所も同じではありません。
広い敷地でも、ここしか良い場所がないという場所もあり、それらを活かして考えるのは当然の事です。
友人や知人など、知り合いがたくさん遊びに来てくれ、暮らしを最大限楽しむ事ができる夢の家。

所在地 兵庫県豊岡市
主要構造 木造
建築規模 木造2階建て
延床面積 137.46㎡
竣工 2023年1月
構成人員

ご夫婦

引き渡しから約1ヶ月半あまり。

今回も施主様のご好意で、ご夫婦揃ってお話を伺える機会を作っていただきました(^^)


Q.里やま工房を知ったきっかけや決めて頂いた一番の理由はなんですか?

(ご主人)きっかけは両親。(前年に離れを改築:HP施工事例「独り占め委員会」)

→ご両親をきっかけに里やま工房モデルハウスにまず初めにお越し頂いた際に「色んな会社を見てみたい」と仰ってはいましたが、間もなく「里やま工房さんでお願いしたい」とお話を頂きました。

(奥様)いろんな会社をみて、一番は“他の所とかぶらない”ということ。また、両親のまさに完成していく家を見ていて、里やま工房にしかない大きな(木製)窓に惹かれた。あとは、木の温もりがすごいなっていうこと。両親の家でそれを体感できたのが大きかったです。

→ご両親の家は2階にLDKなどメインの居住空間をもってきており、LDKから山の頂き含めた絶景が広がります。薪ストーブを焚きながら大開口の木製窓から見える景色を堪能できるご両親の家はご夫婦が里やま工房を選ぶに至った、とても良い実例になったようです。

(奥様)何社か実際みて思ったのは、里やま工房しかできないなと。

→日々、家族にあわせた暮らし、唯一無二の家づくりを目指す会社として、これ以上ないお言葉を頂けた気がしました 。


Q.家づくりをするにあたり、一番何を大事にされていましたか?

(ご主人)まずは妻が(豊岡市)に来てくれたので、好きなようにして欲しかった。

→ご夫婦と初めてお会いした時は、ご結婚後間もなくで、奥様は豊岡市に来られたばかりでした。豊岡市にも大分慣れたと仰っていました(^^)

(奥様)寒がりなので、まずは断熱。そして、帰ってきてゆっくりできる空間。あとは、掃除のしやすさ!

→奥様は毎日必ず掃除機もかけるという掃除が当たり前に習慣化されている方。必然的に掃除のしやすさを重要視されていました。それがこの後ご紹介する驚きの導線へと繋がります(^^)

【LDK】

■デコスドライ+木製サッシ+αで実現する快適な家づくり

構造をあらわしにしたLDK。大開口の木製サッシを4面並べました。
他ではなかなか真似できない。まさに「オンリーワン」です。

 


《「雑音」のない家》

ご結婚後しばらく住まわれたアパートでは、他の住人の方の物音がよく聞こえとてもストレスだったと計画当初から仰っていた奥様。防音性にも優れた断熱材デコスドライを採用した結果、木製サッシの気密性も伴い、「閉めていると本当に全く外の音が聞こえないんです」と驚かれていました。「音」というストレスから開放されたようで、大満足のご様子でした。ちなみに、緊急車両の音はきちんと聞こえるくらいではあるようです笑

LDKには小下がりを設けました。
一段下げることでどこにでも腰を掛けることが
できるくつろぎ空間です。


《「寒くない!」といえる家》

「外に出てはじめて寒いって気づく」とご主人。デコスドライの高い断熱性に加えて木製サッシの気密性、そして薪ストーブが家全体を温めてくれる。ご夫婦は実際住んでみられて、「1階だけではなく、2階も温かいんです!」と、2階の暖房器具を使用せずこの冬を過ごせていると嬉しそうに話してくださいました。


Q.現在のお気に入りの場所をご夫婦それぞれ聞かせてください。

(奥様)リビングの椅子に座りながら外の景色を見たり、薪ストーブの火を見たりすることです。

→リビングには南向きに大開口の木製サッシが4枚連なります。立地条件から唯一の抜けとなった景色を、薪ストーブの温もりや火の揺らめきとともに、ゆっくりとした時間をお過ごし頂けているとのこと。まさにプラン当初から設計士が思い描いた光景です。

(ご主人)居る時間が長いのは書斎だけど、それ以外は薪ストーブを炊きながらTV観てるかな笑

→ご夫婦ともにお仕事をされており、特にご主人は帰宅後も仕事をすることが多いそう。既に書斎フル活用とのことですが、ご夫婦の憩いの場所はやはりLDK。ご夫婦で過ごすかけがえのない時間のようです(^^)

引っ越して間もなくご友人を招かれたそうで、「友人が、いいわぁってめっちゃ言ってくれたんです♪この空間やばいわぁって笑」と、奥様が嬉しそうに仰っていました(^^)

 

【外観・外構】

元々あった石を再利用した
玄関アプローチの石畳。

本物の杉板の模様を付けた
コンクリート塀と、元々あった
「イヌマキ」を移植し、趣のある外構に。

LDKの木製サッシからは
ウッドデッキに出られる様になっています。

 

里やま工房お馴染み
オレンジの『木製玄関扉』です。

 

施主様のご希望で1台分を確保した
インナーガレージ。

車から降りてすぐ玄関に入られるよう
家族用の勝手口を設けました。

【玄関】

摺りガラスで優しい光を取り入れる
明るい玄関。

来客用玄関。

家族用玄関。
大容量のシューズクローク兼
パントリーを設けました。

【キッチン】

本来は壁付けのキッチンですが、
造作でカウンターを造り
アイランド風のキッチンに。

キッチンの後ろには
造作の家電棚を設置しました。
コンセントを3つ用意し、
機能的な家電棚となっています。

ドイツ製”GAGGENAU”の食洗器。
木の板を貼り、細かな所にも「木」にこだわります。

【和室】

低めの天井には勾配を付けました。
窓からの景色も堪能でき、いるだけで落ち着く空間に。
親しい方々を招かれた際に、寝泊りできるお部屋に活躍します。

玄関入ってすぐ右側に和室があるため
LDKを通らずお客様をお通しすることができます。

壁は聚楽塗り、畳は和紙の畳を使用しています。

将来的に床の間を作るため、
予め床の間用のスペースを確保しています。

和室内の押し入れ。

建具を三枚にしています。

3分の2開くようになっているので
物の出し入れがしやすい押し入れです。

【トイレ/洗面台/収納】

トイレ・洗面台。
トイレは、無垢の杉板で仕上げました。
洗面台は施主様こだわりのボールと蛇口で
お洒落に仕上がりました。

トイレには、大容量の
階段下収納があります。

洗面台の向かいにはルーターなどを置く
スペースを設けました。

【洗濯脱衣場】

■驚きの動線!一石四鳥の洗濯家事動線

ここ但馬は雨や雪が多く、一年を通して日照が少ない地域です。「できたら太陽光で洗濯物を乾かしたい!」と仰っていた奥様は、部屋干しで朝から晩まで洗濯が乾かないことは避けたいというお考えでした。そこで提案したのが…

無垢の杉板で囲まれた吹き抜けの洗濯脱衣室です。
洗濯を干す為の可動式のポール設置しています。
このポールを上げ下げすることで画期的な洗濯動線が実現します。

洗濯を干した後、
スイッチを押すと2階まで上がっていきます。

2階に到着。

 

取り込むのには少し遠いのでマジックハンド等を
使用し、取り込んでいただきます。

すぐにクローゼットなので洗濯動線抜群です。
薪ストーブの煙突は2層になっているので
ほんのり暖かい程度。手で触れるんですよ。

吹き抜け部分には仕切りの為
建具を取り付けました。

 

 

この洗濯動線には、他にも生活に嬉しい効果が詰め込まれています◎

西日で乾かす:ポールを2階に上げれば、西日が洗濯物を十分に乾かしてくれます
②薪ストーブで乾かす:LDK⇔洗濯脱衣場との建具を開けておくと、それだけで冬でも洗濯物が良く乾いてくれます。
③寒暖差がなくなる:薪ストーブの暖気が隣の洗濯脱衣場を温めてくれるため、部屋ごとの寒暖差がなく、冬の入浴も安心です♪
④2Fクローゼットの湿気予防:薪ストーブの煙突が剥き出し+洗濯脱衣場の吹抜けから暖気も上がり、湿気を寄せ付けません!

ただ洗濯脱衣場があれば良いのではなく、地域だったり、家族の暮らしやご要望に沿った間取りのご提案をすることは、家づくりにおいて大変重要なポイントになります。

特に奥様は、寒さ対策と家事動線を当初から重要視されていました。ただ洗濯が乾くだけではなく、そこが暮らしの快適さにつながっているという事に、ご夫婦ともに喜びと感動を言葉にして頂けました(^^)

【書斎】

書斎。
窓も設け、落ち着く空間に。

完全なプライベート空間になります。

白い壁にはマグネットが貼れるようになっています。
コンセントを通すところもきちんと作っており、

機能性にも優れた書斎です。

 

 

【寝室】

大きい窓のある開放的な寝室

寝室ではゆっくりお過ごしいただけるよう
あえて間接照明のみにしています。

寝室窓からの景色。

 

【子供部屋】

子供部屋の天井にも勾配を付け、子供が好きな隠れ家風の部屋に仕上がりました。
お子様が大きくなって、この子ども部屋で過ごしたことを思い出した時に
楽しかったなぁと思っていただけるようにと、代表の思いがこもっています。

 

 

子供部屋は2部屋設けました。
どちらにも窓を設け、外の光・景色を取り入れます。

 

子ども部屋も寝るための部屋の為
照明は間接照明のみにしています。

建具で仕切れるようにしています。

子供部屋の横には
トイレを設けました。

子供部屋に隣接してあるのは
様々な用途で使用できる物置です。

階段にも窓を取り付け
外からの光を取り入れます。


Q.更地の状態から実際家が建つまで、完成した時とイメージのギャップはありましたか?

(奥様)ギャップはない。
(ご主人)最初の縄張り(更地の状態で縄を張って、建物の位置を決めること)して、「小さい!?え?この距離間!?」って思った笑

→縄張りの段階でイメージすると実際思っていたより本当に小さく感じるものです(実際私もそうでした笑)。

(ご主人)実際建っていってみると、「意外とあるんだな」と。でもそれくらいで、本当にギャップはないです。いい意味で!笑


Q.家づくりを計画されてから今日に至るまで、不安なことはありましたか?

(ご主人)お金です笑 不安ではないけど、(要望を伝える中で)実際どれくらいの増減があるのかなと。最終の合計金額がいくらになるのかを意識的に心配はしていた。

→家づくりにおいて、お客様には決められた予算がある方がほとんどです。完全注文住宅で自由度が高い分、その都度金額の増減が生じる事があたりまえ。それ故にお客様が不安に思われるのは当然の事です。可能な限りお客様が求められるタイミングでそういった不安を解決できるよう、これからも努めていきたいと思います。ご夫婦としては、決して信用がないとかこうして欲しかったとかという事ではなく、ご自身の課題として頭にあったとの事でしたが、大変貴重なご意見でした(^^)

(奥様)不安はなかった!(主人が)やりたいようにやったらいいと言ってくれていたので助かった。妥協したのはキッチンくらいかな。

→湿気を気にされていた奥様は、オールステンレスのシステムキッチンをご希望されていました。最終的には、同メーカーで少しグレードを下げられたのですが、ご主人も「湿気に強い家で湿気に強いキッチン選ばなくても…」と里やま工房で建てていただいた家に「湿気が全然ないんでねこの家!」と太鼓判を押して頂き、奥様もそこにはご満足頂けている様子でした(^^)


Q.引き続き、里やま工房では「家族の暮らしにあわせた家づくり」を目指していきますが、最後に弊社へのメッセージをお願いいたします。

(ご主人)家だけではなく、家+外観までしっかりと気にかけてくれていた。見える風景まできちんと考えながら。

■唯一の抜けた景色を捉(とら)えること

家の間取りは提案次第ではありますが、立地条件だけはどうしようもないものです。その中でどこに何を配置するのか、そこには確かな提案力が必要になってきます。せっかくの大開口の窓を設置しても、見える景色が隣の家の壁だったり、一日中カーテンを閉めているようでは意味がありません。南向きにある唯一の抜けを捉え、駐車場の車の出し入れなども考慮した上で、LDKの配置が決まりました。その提案こそが大きな意味をなしており、実際暮らされてみてとても実感されているようです。

(奥様)思ったような家をつくってくださった。あとは、本当に“お任せできる”ということが良かったので、何もいう事はありません。

 

里やま工房は完全注文住宅であり、生活動線や空間デザイン等、一から施主様とつくりあげてきました。その中で施主様との信頼関係を築きながら “お任せ”頂けることに弊社こそ感謝申し上げます。「満足です!」と締めていただけた事に、スタッフも大満足でした(^^)

これからつづくこの家の暮らし。
家族の数だけ暮らしや住まいがあり、家への思いも違います。そんな唯一無二の家づくり。

「オンリーワンマイスター」完成しました。施主様お疲れ様でした!!